27
2020
スタッフによる日々徒然です。
カテゴリー:デザイン・DESIGN
近年、日本各地では2020年に向けた訪日観光客の増加を見込み、ホテルの建設ラッシュが続いています。一方、明治期の近代産業発展とともに黎明期を迎え、100年の時を越えた今なお現役の「クラシックホテル」は、開国したばかりの日本において外交の場としても重宝され、その後も時代のニーズに応じて文化的な役割、建築的な機能を変えていくことで、今日の日本のサービスの礎を築き、古くから続く老舗旅館や温泉宿にも大きな影響を与えてきました。
本展では、ホテルの原点とでもいうべき日本を代表する12のクラシックホテルを中心に、その変遷を辿るとともに、建築空間に積み重なる“ものがたり”に焦点を当てます。
クラシックホテルは創業者やホテルを取り巻く人々の強い想いや思考とともに、今日まで生き続けています。本展会場では長い年月をかけて紡がれ、そして今後も継承されるべきクラシックホテルの魅力を、建築図面や写真、映像・言葉・グラフィックなど様々な角度から体感できる展示構成を予定しています。
■ 開催日 : 2020年2月8日(土)~ 2020年5月31日(日)
■ 場 所 : 建築倉庫ミュージアム 展示室 A
東京都品川区東品川2-6-10
カテゴリー:+NEWS
1/29(水)現場定例会議
このところ東京の気温変化が激しいです、本日は快晴で最高気温17度でした
(さらに…)
カテゴリー:デザイン・DESIGN
1928年,初の国立デザイン指導機関として仙台に商工省工芸指導所が設立され,1933年には来日中のドイツ人建築家ブルーノ・タウト(1880–1938)が顧問に招かれて剣持勇(1912–1971)らの指導にあたります。また建築家アントニン・レーモンド(1888–1976)とインテリア・デザイナー ノエミ・レーモンド(1889–1980)夫妻が,高崎の芸術文化を支援する実業家・井上房一郎(1898–1993)と出会ったのも同じ年でした。翌年,井上はタウトを高崎に迎え,銀座に出店した家具工芸店「ミラテス」でタウトがデザインした工芸品を販売します。この時代,世界そして日本各地で,モダンデザインに託して新しい上質な暮らしを夢見た人々の交流がありました。 近代産業と科学は大量生産を可能とし,装飾美に代わって合理的な機能美を持つモダンデザインを生み出しました。国際的に普及していくモダンデザインを,日本の暮らし方や風土になじませようと模索する日本の工芸関係者のまなざしと,世界的な建築家やデザイナーが,日本建築と意匠に近代性を見出したまなざしは重なり合うものでした。そのなかから,やがて機能主義におさまりきらない卓越した作品が生まれていきます。かれらの夢は,戦後どのように育ち受け継がれたのでしょうか。ブルーノ・タウト,井上房一郎,アントニン&ノエミ・レーモンド夫妻,インテリアデザイナー 剣持勇,家具デザイナーのジョージ・ナカシマ(1905–1990),彫刻家イサム・ノグチ(1904–1988)による,1930-60年代の工芸品,家具,建築の図面,模型,写真など多彩な作品資料約160点をご覧いただきます。
■ 開催日 : 2020年1月11日(土)~ 2020年3月22日(日)
■ 場 所 : パナソニック汐留美術館
■ U R L : https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/20/200111/index.html
株式会社 プラスエフ建築設計室
〒105-0021 東京都港区東新橋2-18-3 ルネパルティーレ汐留1102
TEL : 03-3437-7111 FAX : 03-3437-7110
Copyright Ⓒ 2025 PLUS F co.,ltd All Rights Reserved.