スタッフによる日々徒然です。
26
2024
デザイン・DESIGN 139
カテゴリー:+NEWS, デザイン・DESIGN
東京の日本橋高島屋史料館 TOKYOにて、「さらに装飾をひもとく―日本橋の建築・再発見」が2025年2月24日まで開催しています。
今回の企画展は、「装飾をひもとく~日本橋の建築・再発見」展(監修:五十嵐太郎、2020年9月~2021年2月開催)の続編として開催するものです。
前回の「装飾をひもとく」展では、それがきっかけとなり、日本橋地域のタウン誌『月刊 日本橋』にて、五十嵐太郎氏による「日本橋の建築装飾」の連載が開始されました。この連載は、すでに4年目に突入し、45回を超える人気コンテンツとなっています。
この度の展示では、この『月刊 日本橋』におけるこれまでの連載を参照しながら、前回対象とした地域(中央通り沿い)を、さらに広げてみたいと思います。例えば、今回は当館から徒歩約10分圏にある、渋沢栄一ゆかりの地で、新紙幣の発行で盛り上がる兜町エリアにも目を向け、山二証券(1936年)やKABUTO ONE(2021年)などの建築をご紹介します。
また今回は、取り上げる建築が多岐にわたる点も特徴の一つです。いち早く近代化を遂げた日本橋は、日本銀行本店本館(1896年)や三井本館(1929年)などに代表されるように、古典主義の影響が強い街並みとして知られていますが、今回は、中世風の佇まいをもつ丸石ビルディング(1931年)や、厳格な古典主義とは異なる光世証券兜町ビル(1998年)、さらには、看板建築、ポストモダン、都市のレガシーを引き継いだリノベーション建築、そしてインテリアまで、幅広い建築装飾に注目いたします。
加えて、前回、ハンドアウトとして大変好評をいただいた「日本橋建築マップ」も、今回は「日本橋高島屋S.C.装飾スタンプラリー」の要素を入れて、パワーアップする予定です。
本展は、当館の展示会場を出てからが本番です。マップを片手に、オリジナルの建築群をめぐってください。日本橋の街そのものが、拡張した展示会場として立ち現れることでしょう。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋》
■ 開催日 : 2024年9月14日(土)~2025年2月24日(月)
■ 場 所 : 日本橋高島屋資料館 TOKYO
■ U R L : https://www.takashimaya.co.jp/shiryokan/tokyo/exhibition/
05
2024
デザイン・DESIGN 138
カテゴリー:デザイン・DESIGN
本展は、1933年(昭和8)に竣工した旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)の建築としての魅力を存分にご堪能いただくため、年に一度開催している建物公開展です。これまで当館では毎回テーマを設定し、様々な角度から建物公開展に取り組んでまいりました。今回は、この建物のみどころの一つとも言える「照明」に焦点を当てます。
1920年代、滞在中のフランス・パリにて、当時全盛期だったアール・デコの様式美に触れ、魅せられた朝香宮夫妻。帰国後、最先端の技術と最高級の素材を用い、アール・デコの精華を積極的に取り入れた自邸を建設しました。フランスの装飾美術家アンリ・ラパンが主要な部屋の室内装飾を手がけ、宮内省内匠寮の技師らが全体の設計を担い、日仏のデザインが融合する形で完成した建築です。現在は美術館として活用していますが、竣工時からの改変はわずかで、当時の様子を良好な状態で伝えることから、国の重要文化財に指定されています。
天井や壁面に据えられた照明は、旧朝香宮邸の室内空間において特に印象的な要素です。こだわりの材質やディテールがあしらわれた照明器具の多くは、この邸宅のために制作されたもので、華やかさと独自性を高めています。本展では、各室の照明に関する解説、資料を通して旧朝香宮邸の魅力に迫るとともに、同時代のランプ類を展示します。また、本館の窓のカーテンを開け放ち、自然の光を感じる空間で、宮邸時代の家具や調度を用いた再現展示をお楽しみいただきます。
秋の季節、やわらかな光を放つ灯りのもと、心に染み入るひと時をご堪能ください。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋》
■ 開催日 : 2024年9月14日(土)~2024年11月10日(日)
■ 場 所 : 東京都庭園美術館(本館+新館)
■ U R L : https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/240914-1110_lookingatarchitecture/
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2024
レジャー&サービス産業展 2024
カテゴリー:+NEWS
本日より。東京ビックサイトで開催する
「 レジャー&サービス産業展 2024」
に弊社は出展しております
是非、ご来場ください
・9月26日(木)〜27日(金)
・東京ビックサイト 西3・4ホール
・展示ブース LSー48