長雨や暑さもやっと落ち着き、横浜は秋のイベント日和です。
スタッフによる日々徒然です。
05
2016
デザイン・DESIGN 80
カテゴリー:デザイン・DESIGN
表参道ケンチク散歩
■ 開催日 : 2016年10月23日(日)
■ 場 所:スパイラルルーム(スパイラル9F)、表参道周辺
東京都港区南青山5-6-23
■ 入場料:一般3,000円(各回/税込)/5,500円(通し全2回/税込)
■URL:http://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_1952.html
表参道周辺を歩いてみると、数多くの魅力的な建築が存在する。外観を眺めるだけでも楽しいが、そのコンセプトやデザイン、時代背景など建物が包摂しているさまざまな文脈を知れば新たな発見も多いはずです。
前半はレクチャー、後半は表参道周辺の建築を見て周る2部構成。実際に見ることで、雑誌や本の情報だけでは伝わらない建築の面白みや魅力を伝える。建築の見方を楽しく学びたい、もっと深く建築について考えたいという方におすすめです。
20
2016
デザイン・DESIGN 79
カテゴリー:デザイン・DESIGN
アール・デコの花弁 旧朝香宮邸の室内空間
■ 開催日 : 2016年9月22日(木)~2016年12月25日(日)
■ 場 所:東京都庭園美術館(本館・新館)
東京都港区白金台5-21-9
■ U R L:http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/160922-1225_artdeco.html
建築の魅力は建物の外観だけでなく、その室内空間を含めてトータルに見たとき、存分に味わうことができます。旧朝香宮邸の室内空間を見ると、キュビスムからの影響である直線的・幾何学的・立体的なデザインのシャンデリアや天井、古代神話を連想させるような正面玄関のガラス扉など、さまざまなスタイルがアール・デコに昇華され、空間に取り入れられていることがわかります。また、室内の随所に見られる花のモチーフが空間に華やぎを与えています。
さらに、空間の細部に目を向けると、多様な素材が用いられていることにも気づきます。磁器製の香水塔と漆塗りの黒柱、部屋ごとに異なる種類の大理石、ガラス、タイル、木材。形態や装飾文様だけでなく、こうした素材がアール・デコ特有の室内空間を生み出している。私たちはそれらのディテールを通じて、この建物に込められた人々の思いにふれることができるのでしょう。
本展では、これまでに修復・復刻してきた創建時の調度品および、東京都庭園美術館所蔵のアール・デコの時代に活躍した作家の作品・資料を展示し、旧朝香宮邸の室内空間の再現を試みるとともに、ディテールからみた建物の魅力をご紹介しています。