スタッフによる日々徒然です。

10月
27
2025

東京のパナソニック汐留美術館にて、「ウィーン・スタイル ビーダーマイヤーと世紀末」が2025年10月4日から12月17日まで開催されます。

19世紀前半のビーダーマイヤーと世紀転換期という、ウィーンの生活文化における二つの輝かしい時代を取り上げ、銀器、陶磁器、ガラス、ジュエリー、ドレス、家具など、多彩な作品をご紹介します。両時代の工芸やデザインに通底するのは、生活に根ざした実用性と快適さ、誠実で節度ある装飾、そして自然への眼差しと詩的な遊び心です。これら両時代に共通する美意識を、相互比較や空間構成によってご体感いただきます。

ウィーンは19世紀から20世紀初頭にかけて、独自のモダン・スタイルを築きました。オットー・ヴァーグナーが実用性と合理性を重視する「実用様式」を提唱し、その思想に共鳴した弟子ヨーゼフ・ホフマンらが推進したウィーン世紀末のデザインは、幾何学的で建築的な造形を特徴とし、実用性と快適さを実現する機能美が備わっていたといえるでしょう。一方で、1920年頃には幻想的で装飾性豊かな作品も生まれ、一元的な様式にとどまらない多様な造形が広がります。

この世紀末のデザイン革新の背景には、19世紀前半のビーダーマイヤー様式への回帰があります。手工業の質の高さ、模倣ではない主体的なデザイン、自然モチーフへの親しみは、世紀末のデザイナーたちにとって「近代的な住文化の出発点」として賞賛されました。過去の遺産を意識的に継承し、造形の基盤として参照しながら、より時代に即した造形に発展させることで独自の「ウィーン・スタイル」を獲得したのです。

本展は、こうした「ウィーン・スタイル」のありようを、両時代のデザインや工芸作品はもちろん、グスタフ・クリムトの繊細な素描作品や、当時際立った存在であった女性パトロンや文化人の活動、また女性デザイナーたちの仕事にも注目することで、多面的にご紹介します。さらに最終章では、世紀末ウィーンを越えてなお継承されるそのスタイルについて検証します。
NUNOが本展のためにデザインした織物を作品の展示面に使用した、特別な鑑賞空間で皆さまをお待ちします。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

■ 開催日  : 2025年10月4日(土)~2025年12月17日(水) 

■ 場 所  : パナソニック汐留美術館

■ U  R  L  : https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/25/251004/

 

 

 

 

9月
12
2025

「LONG LIFE DESIGN 4 デザイン物産 2025 47都道府県の工夫のデザイン」
d47 MUSEUMの第36回企画展のテーマは、47都道府県のその土地らしい「デザイン物産」から見る、「工夫のデザイン」です。
その土地に当たり前にあり、その土地の個性となっている製品、食べもの、街並、行事、暮らし方、風景‥‥‥。今回ご紹介する47組の方々は、それらがこれからも続いていくために、目に見える部分を飛び越え、さまざまな「工夫」をし、いろいろな人の共感と賛同を得て、地域にじっくりと根を張る「仕組み」に取り組んでいます。

日本各地の個性あふれる47つの「工夫のデザイン」を、実際に手に取って買い物しながら体験できる展覧会です。湧き上がるように生まれたデザインを、ぜひ会場で体験ください。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

■ 開催日  : 2025年7月4日(金)~2025年10月19日(日) 

■ 場 所  : 渋谷ヒカリエ 8/ d47 MUSEUM

■ U  R  L  : https://www.momat.go.jp/exhibitions/552

 

 

 

 

 

弊社設計の「ホテルグランビュー高崎」が
「じゃらん 泊って良かった宿大賞2024」
群馬県101室から300室部門第1位を受賞いたしました



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ホテル グランビュー高崎
https://hotel-grandview.com/

 

7月
08
2025


「ガウディとサグラダ・ファミリア展」
スペインのバルセロナで活躍した建築家アントニ・ガウディ(1852-1926)は、一度見たら忘れることのできないそのユニークな建築で、今なお世界中の人々を魅了し続けるとともに、様々な芸術分野に影響を与えてきました。
本展では、長らく「未完の聖堂」と言われながら、いよいよ完成の時期が視野に収まってきたサグラダ・ファミリアに焦点を絞り、ガウディの建築思想と創造の源泉、さらにはこの壮大な聖堂のプロジェクトが持っていた社会的意義を解き明かします。図面のみならず膨大な数の模型を作ることで構想を展開していったガウディ独自の制作過程や、多彩色のタイル被覆、家具、鉄細工装飾、そして彫刻を含めたガウディの総合芸術志向にも光を当て、100 点を超える図面、模型、写真、資料に加え、最新の技術で撮影された建築映像も随所にまじえながら、時代を超えて生き続けるガウディ建築の魅力に迫ります。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

■ 開催日  : 2025年7月25日(金)~2025年9月10日(日) ※後期展示

■ 場 所  : 東京国立近代美術館

■ U  R  L  : https://www.momat.go.jp/exhibitions/552

 

6月
12
2025

 

interior lifestyle 2025

デザイン性の高い国内外のブランドが一堂に集結し、ホームユース、リノベーション、オフィス、ホテルに向けた高品質な商材を探しに多くの小売バイヤーやコントラクト関係者が来場します。 多様性や自分らしさを実現するために、デザイン、品質、機能性に優れたものがまっとうに評価され人々の生活を豊かにすることが求められます。 今回のインテリア ライフスタイルでは「ライフスタイルのど真ん中」にある家具、照明、テキスタイル、マテリアル、テーブルウエア、服飾雑貨、生活雑貨が一堂に会し、メーカー、バイヤー、ユーザーが原点に立ち返ってライフスタイルを見直すきっかけを提供します。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

■ 開催日  : 2025年6月18日(水)~2025年6月20日(金)

■ 場 所  : 東京ビッグサイト 東展示棟

■ U  R  L  : https://interiorlifestyle-tokyo.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja.html

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